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若い者は本心の柱に虫を入らせなよ

 以前の新聞の投書にありました。 「車中でラジオを聴いてたら、子供が聞いてもサンタの存在を否定している事がわかるようなやり取りがあり、子供の夢を壊すような内容を放送しないで欲しい。子供も聞いているんだから」と。


 類似の投稿が他の媒体にもチラホラ。


 きっと同じように感じている親は多い。 


 

「子供の夢を壊すことは言わない」



 何もクリスマスシーズンだけに限ったことではありません。


 普段の日常生活から 子供に対して使う言葉には、よくよく気を付けていたい。



「子供の自信を壊すようなことも言わない」



 関心を持たないとか、ダメだししたりとか、  親が不用意に掛けた言葉が、子供の心の傷となって残ることがある。




 心の傷が元になって、子供が不幸な道を歩まなければならなくなることも。


 何としてもこういうことは避けたいもの。




 子供が不幸になれば、親も一緒に不幸になります。




 何気ない、たった一言が取り返しのつかない事態を招くことがないように、

心を配って子供のことを願っていかねば 



と思います。






「若い者は本心の柱に虫を入らせなよ」


というみ教えがあります。




 教祖様が若い者に対して


「ええか、自分の体も大事にせにゃあならんが、自分の心も同じように大切にしていかにゃあならんぞ」


と教えられています。




 それと同時に、若い者の周りにいる親に対しては、


「若い者が自分で気を付けておる以上に、心配りをしてやりなさい。若い者以上にしっかり信神を身につけて、若い者の心を歪めない様に育ててやりなさい」


と呼び掛けられているのです。




「子供の身の上のことは、しっかり守ってやらねば」



という親の一生懸命のご信神の心配りが、子供の心にしみ込んでいって、


子供は育っていきます。


 そのためにも



 もし親自身が「自分はつまらない人間だ」「どうせ自分なんて」「そんなことしたって無駄」など思っている場合は



 はやくそう考えてしまう自身の状態を切り替えていってもらいたいです。


なぜなら、



そのように自身に向けている否定的な思いや感情が、

つい手元がずれて、子供や周りにだしてしまうからです

今回の このみ教えは、

「どうぞ若い者が無事に育ちますように」 と


願われている神様の親心のあらわれであると同時に、




世間の親たちに対して



「この子供たちをよろしく頼みます」


という神様のお心のあらわれでもあるのです

 

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