明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
人は元日に一年の目標を立てますが、悲しいかな一年という長い期間、それをやり通せるようにはできていません。
途中で忘れたり、挫折したりしてしまいますよね。
そんな私達でも、一日だけなら忘れずにやり通すことが出来ます。
教祖様は「信心は日々の改まりが第一」と御教えになっています。
新たなものが生まれて、自分が生まれ変わっていく姿を「改まる」と言います。
とある教会の初代の先生は、日々食べるものも困るような どん底生活の中でこんな事を言っていたそうです。そしてどんどん生まれ変わっていったのです。
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朝起きて井戸端で顔を洗う時ぐらい嬉しいことはありません。
家が潰れて路頭に迷っている私たちにも、神様は眼を覚まさせてくださり、今日一日を与えて下さいます。
今日一日神様が私にどういう働きをさせて下さるのか、神様が何をお思いになって、私を今日一日どう使うて下さるのかと考えたら、楽しみでなりません
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私はなんでもクヨクヨしてしまう性格でして、表面上は明るくしてましたが、心はモヤモヤくすぶっていて。喜びはどこかへ
そんな時、この初代の先生の言葉を知り
今日の目覚めをこんなに心底から喜ぶ生き方があるのかと知りました。
過ぎた日々を生かすことが出来るかどうかは、今日一日をいかに過ごすかにかかっていると思いました。
今日の目覚めを喜ぶこと → 今朝も布団の温もりに感謝しながら起きました。
昨日のことを振り返り、例えそれが失敗したことであっても
「神様が気がつかせてくれた」
「だからこそ今日はこういうことを大切にしていこう」
と元気な気持ちで → 振り返り日記をつけることにしました。
「着物を着替えたような心持で御信神をせよ」
という教えがありますが、私達は今日という新しい一日を迎えるに当たり、着物を着替えたようなさっぱりした心持ちで、おかげを楽しんで待つ元気な心で信神させて頂きたいものです。
分かりもしない先々のことをあれこれと考えるよりも、一日一日大切に日を立てていけば、仕合せに立ち行くことが出来ます。
皆さん、今年もどうぞよろしくお願いします◎
御理解 第三十五節
「 信心は日々の改まりが第一ぢゃ 毎日元日の心で暮らし 日が暮れたら大晦日と思ひ 夜が明けたら元日と思うて日々嬉しう暮らせば 家内に不和はない 」