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執筆者の写真いっきゅう

今年の自分は十点中何点?

 今年もあとひと月となりました。


 来年のカレンダーや手帳を買ったり、クリスマスの準備やお正月の準備。「今年のことは今年のうちに」と物事を片づけたり。年賀状を書いて、大掃除をして…。


 考えただけでも気持ちがセカセカしてきますね。


 皆さんも、年末で何かと忙しい日々を送られることと思います。


 そういう中で、

ちょっと立ち止まって一年を振り返ることをする。

そして、来年はどういう年にしたいか自分の方向を定めるということをする。


 そういう時間を作ってもらいたいです。

 




《以下のように自分に聞いてみてください。それを自分で答えてみてください。》




「今年の自分は10点満点中、何点でしたか?


 その点数の理由は?」


(できたところを「良いねー」と、褒めてあげましょう)





「もし、来年は10点満点(いやそれ以上)の自分だったら、どんな事をしてますか?どんな風になってますか?


その時の状態をイメージしてみてください。

 その時、どんな心持ちになってますか?」





「では、その10点満点に近づいていくために、

 (これなら出来るというぐらいのもので)どういうことを始めたらいいと思いますか?」






(いかがだったでしょうか。)



「自問自答」すること。

 これは自分で自分を助け合いっこ、教えあいっこして元気を出すということです。


 自分で自分を励ますといいますけれど、「こんな自分ではだめだ」「なんであんなことをしてしまったのか」とつい自分を責めてしまうもの。


 自分で自分を責めて、良いものが出てくるならいいのですが、たいていは気持がクシャクシャするばかりです。一向に前を向きません。



 自分に声をかけるなら、上記のように声をかけてみてください。

 けっこう良いもの(自分の進むべき方向性)が自分の中から出てきますよ。見えてきますよ。



 ちなみに私の今年の点数は9点でした。


 自問自答しているうちに、


 いろんな人に支えられ、助けられてきた自分だった。『出世払いする』とその時は本気でそう思っていたけれど、何のお返しもできないままここまで来てしまってる。


 クヨクヨ自信なく生きていた昔の自分と同じような人に、私が助けてもらったように接して、元気を出して自分らしく生きて行ってもらいたい。活躍してもらいたい。

 それができたら、私を支え助けてくれた人が本当に喜んでくれる。私も嬉しい。そういう風に恩人たちと一緒に喜び合いたい。そういう風に恩を返したい!」

 


 こんな気持ちが私の中から沸き上がってきました。



 「では、そのためにどういうことから始めていくか?」


 それを12月中に自問自答して、来年がスタートするのをワクワクして待つような答えを出していこうと思ってます。




(信心乃心得)


  過ぎたる事を思ひ出して 腹たて苦をするなよ 

                   

 

 私は、過ぎ去ったことは考えません。いつも、前だけを向いて生きています」と言う人がいます。

 大変勇ましい、強い立恋心を持った人のようですが、これは間違った考え方です。


 人間は、過去を振り返らなければいけません。時々立ち止まって、自分が歩んで来た道を振り返って見ることはとても大切なことです。


 けれども、折角過去を振り返るのならば、済んだことを悔やんでくよくよしたり、失敗したことを思い出して、自分を責めるような振り返り方をしてはいけません。振り返ったことで元気が出るような、振り返り方をしなさい教えておられるのがこのみ教えです。



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