ものさしは、比べるためやない
- いっきゅう

- 4月11日
- 読了時間: 1分
春の終わりに、東京で気づいたこと。
この文章は、何かを教えるためのものじゃないです。ただ、読み終わったあと、あなたの中で元気な何かが静かに根を張ってたら、それでじゅうぶん。急がず、ゆっくり読んでください。

二年前、十数年ぶりの東京。
皇居を歩きながら、つい「姫路城の何倍あるんや…」。
東京駅では「大阪駅より人多い!」と心の中で実況中継。
気づけばずっと、比べてばっかりでした。
でね、ふと気がついた。
― 東京、こっちのこと全然見てへんやん って。
勝ちも負けも、相手にされてへん。東京はただ、東京をやってるだけ。
淡々と、誰とも比べず、誰にも合わせず。
それ見たとき、なんやアホらし!笑ってしもてね。
自分ひとりで勝手に土俵つくって、勝手に比べて、勝手に忙しくなってたんやなぁ。
比べるの、やめた瞬間。 景色が、ふっと広がった。
がんばっても報われない気がする。ちゃんと生きてるのに、なんか違う。
そう感じてるあなたは、きっと誰かのものさしで自分を測ってしもてるのかも。
その線。まっすぐ、自分の先へ引いていこか。
・・・せやで、多少まがったって ええんやから。
慌てんでええですから。


