横の関係
- いっきゅう
- 7月10日
- 読了時間: 3分
先日、芦屋市でひらかれていた子育てセミナーへ行ってきました。
すごく勉強になりました。
とても丁寧な内容で、参加した人たち誰もが納得し、子育ての勇気をもらって帰路についたに違いない。
私がとくに記憶に残ったのは次のようなことでした。
今までの昭和の時代は縦型社会
例えば
学校の先生が生徒をぶん殴って指導しても 世の中が肯定的で「そういうもんだ」と思ってた
今はもうそうもいかない
そんなことをした日にゃ パワハラ、上から目線、行き過ぎた指導 となって大問題。
だから
学校の先生は本当に大変
がんばって 生徒に下からかかわってみても 言うことを聞いてもらえない
なめられてしまう。その上めちゃくちゃストレスフル
だから大事なのは 上からでもなく 下からでもない 横の関係なのだと。
横の関係で伝えていきましょう ということでした。
そこで大切なのは、
横の関係で対話を重視し、自分の意見も伝えた上で共有ゾーンを探していくこと。

日本の海軍軍人 山本五十六が あの時代に同じようなことを言っていたようです。
『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ』
『話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず』
これ 横の関係の大事なところ と思います。
そしてこんな事も言っている。
『実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。
なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。
今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。
その若者が、こうして年を取ったまでだ。だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。
何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。』
わあ、言っちゃっているなあ、やっちゃっているなあ 私
そんな私のような人間にむけた 山本五十六の言葉もある。
『人は神ではない。誤りをするというところに人間味がある』と。
子育てで、「やってしまった」「つい怒ってしまった」 そう自分を責めている親御さんは少なからずいらっしゃいます。
お母さんしか叱る人がいないから、叱って当然。
「お母さんも、いっぱいいっぱいになっているの。だから大きな声を出すこともあるの」そう言いましょう
そして、「そんな中、良くやってる」って自分を褒めてあげて
大切なのは まずは 《 自分自身のセルフケア 》ですよとセミナーでも言ってた。