船のおもりの話
- いっきゅう

- 6月10日
- 読了時間: 2分
「船には、わざと重りを積む」って話、知ってた?
荷物を積んだり、水を入れたりして、 わざと船底を重くするんよ。 それがあるから、風が吹いても波にあおられても、 簡単には転覆せえへん。
逆に「身軽になりたい」って重りを全部捨てたら、どうなるか。
最初の突風で、コロッとひっくり返る。
___
最近「なんか体が重たいなあ」って、
ため息ついてませんか?
仕事も成果出してるし、周りからも頼られてる。ちゃんと生きてる。 でも、心はどこか満たされへん。
そのしんどさ、
ぜんぶ「いらんもの」やと思ってたかもしれない。

あなたが必死で守ってきた型、 歯を食いしばって耐えてきたこと。
それ、自分を縛る「鎖」やなくて、 大海原へ出るための「大切な重り」やったんよ。
その重りがあるからこそ、ちょっとやそっとじゃ折れへん。
⚓︎
そらそやで。
無駄なことなんて、一つもなかったんよ。
これからは、その重りを抱えたまま もっと優雅に旅をしましょ。
目的地に急ぐだけの「輸送船」はもう卒業。
自分自身が楽しんで、 ついでに乗ってる人も笑顔にする「豪華客船」への進化や。
あなたが機嫌よう笑ってることが、 一番の羅針盤になるんやから。
――― そんなふうに意識を変えてみると、現実も変わってくる。
どこか遠くで、汽笛が鳴ってる気がせえへん?
潮の匂いがして、デッキに風が吹いてる。
出発のサインは、もうとっくに出てるよ。
――― 兵庫県高砂市 祈りのお宮 自在系神職 いっきゅう


