自分中心で生きている人を 自己中と言います。 「あの人は自己中だ。人の気持ちなんか全然考えない」って自分勝手な人を責める時にこの言葉をよく使います。
私が瞑想を学んだときに、瞑想の先生が仰いました。
「私は自己中はOKと思ってます」
なんですとっ! こりゃ選ぶ先生間違えたか!
一瞬そんなことが私の頭をよぎりました。
「自己中OKです。その自分中心の輪を大きくしていって、さらに自分の周りも自分と思えるようにしていったらいいのです」 そして、瞑想が始まりました。 自分の胸に手を当てて、その温もりを感じる。
次に その温もりをじわじわ部屋いっぱいに広げて、
家いっぱいに広げて、近所いっぱいに広げていく そんな瞑想でした。 そう、野球の名選手が自身の持つバットを自身の手の一部と感じるように 部屋、家、地域、家族や周りとの一体感を広げていく 「こんな瞑想もあるのか」
これを体験して 私はますます瞑想が好きになりました。