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正解のない時代

前教主 金光平輝様の訃報が    7月21日にご帰幽されたとのことでした。

私にとって 金光様とは5代教主 平輝先生 4代教主のことは、親や諸先輩方から聞かされたものですが その頃は幼かったので記憶にはありません



4代様のお言葉は 短歌を含め たくさん紹介されていますが、

5代様はたいへん口数少なく、 私がお結界に進んだ時はその威厳に圧倒されて、ただただ頭を垂れることに。

時間とすれば50秒ほどの対面ですが、あんなに長く感じることはなかった。すごい緊張感。




そんな私でしたが一度だけ、5代教主金光様に質問したことが。



私「本当にありがたい大祭とは、どんな大祭でしょうか?」


 「皆さんがおかげをいただく大祭です」 その続きはない、もうちょっと詳しく教えてほしかった



でもきっと それは そこからは自分で考えなさい ってことだと考える。





「皆さんがおかげをいただくためには?」 自問が始まる。自分なりに答えを出して、仮説検証が始まる。

そうか、こういう事だったんだ



気がついた時、本当にしっくりきて自分の身について、パワフルな生き方に繋がっていった

令和の時代は、 \\ 答えのない時代 // といわれる。 だからこそ大切なのは 自分で考えて、自分で答えを出して、歩んでいく生き方。

かんたんに教わって 表面的な理解で分かったつもりになって 決めつけをする

そんな私を ちょっと俯瞰して見てみる。 心配になった。



急いで正解を探してしまうと、上すべりしてしまって

結果 物事の本質にはたどりつけないのではなかろうか?

変化が早く、複雑で、予測困難な今の世の中にあって

自分の中から答えを出していく


そんな生きる力の贈り物を 私は5代教主金光様からいただいたと思うのです

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