今年の3月 11 日で 東日本大震災から 12 年目を迎えました
12年前のあの地震は 14 時 46 分のこと
皆さんご存じのように
その約 30 分後には 3 メートル以上の津波が各地を襲いました
逃げまどいながら 家族を探し続け
避難所を求め 歩き続け
被災した方たちがやっと落ち着いたのは 早朝だったとか
朝日の登る時間です
その時 朝日を見た多くの被災者は 思わず知らず朝日を拝んだそうです
阪神淡路大震災が起こったのは 早朝でした
その時 被災者が落ち着いたのは夜だったといいます
同様に 被災者の多くが その夜の満月を思わず知らず拝んでいたそうです
皆さんは この被災した人達はどんな思いで手を合わせていたと思いますか?
僕なりに考えてみると
これは僕たちの中に眠っている 理屈抜きの信仰心が そこにはあるのではないかと思うのです
僕たちの中にある この部分を改めて確認すること 忘れないこと
「ありがたい」というのは 「有る」ことが「難い」
つまり \\ 今の自分がこうして生きている のは当たり前じゃない // ということ
それを強く思う 今年の3月11日でした
震災は忘れた頃にやってくると言いますが 忘れているからやってくるのかもしれません