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執筆者の写真いっきゅう

地球号の帰還

 今年一年もあと僅かとなりました。


 これは、どこかで読んだ文章なのですが、「一年というのは太陽を中心にして、地球がぐるっと一周回ったということなんだ」とか。


 それを知って、


「なるほど、視点を変えるとそういう風に見ることも出来るのか。モノの見方って面白い!」と私は思いました。



 それと同時に空想が膨らみ、


「ある意味、地球というのは船みたいなもので、一年というのは地球号が壮大な宇宙の旅から戻ってきたと言ってもいいのかもしれない。


 ということは、人間を始め 生きとし生けるもの全員がこの地球号の乗組員なのだ!」と。





 もう私の想像がそうなってくると、自分が一年頑張ったこと、波風を越えてきたことが誇らしく嬉しくなってきました。


 そして、乗組員通しの仲間意識、絆の意識が芽生えてきて。


 一年の壮大な宇宙の旅を無事終えたことに対する健闘を、お互いが称え合うような気持ちになってくる。


 お互いよく頑張りました。乾杯!



 もちろん、航海を守り導いてくれた神様にも、地球号にも感謝です。



 視点をチョット変えてみただけで、「みんな一緒に生きているなあ」と思えてきたんです。


 年の瀬で、お店が混んでいたり、灯油を買うのにも寒い中を並んだり、イライラする事もあると思います。


 今年のことは今年のうちにと気忙しい日々と思います。



 一年の長旅を頑張った自分を褒めてあげましょう。

 そういう気持ちで周りを見渡せば、年末の慌ただしい様子も、みんな一緒に再び出発する為の準備を今していると思えてきませんか?


 どうぞ、それぞれ温もりのある年末年始をお過ごし下さい。


 しっかりエネルギーを補充して、次の出航に備えましょう。みんな一緒に出発しましょう。




 今年も一年ありがとうございました。どうぞ、良いお年を。


 来年もよろしくお願いします。

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