「こんにちは 暑いですね」
「暑いですね 全く影がない…笑」 街角で出会った人との 何気ない、いつもの挨拶
私がここでハタと思ったのは、 「『全く影がない』って言わせてしまったのは私だ」ということ。 もしかすると、ワタシャ普段からこういうことをやっているのではなかろうか。
ちょっと皮肉の効いたユーモアのつもりで、どこかで誰かの噂話とか、陰口を言っちゃう。するとそれを聞いていた人が「そうそう、それでさあ…」と盛り上がっちゃうわけだ。
相手はそもそも陰口を言うつもり無かったのに、
人のよいそのお相手は、私の皮肉の効いた言葉にお返しサービストーク「そうそう、それでさあ…」を発するはめになる。
心が曇る場所のできあがり。どこかしらワシャワシャっとなる。 本当は楽しい集まりにしたいはずなのに。
なにも悪いところを見つけて、そのうえで声に出して発表する必要は無いのだ。 やっぱり会話するなら、よい話題で盛り上がりたい。 挨拶ひとつするとしても、 「こんにちは。暑い中でもさわやかさんですね。私も見習いたいです!」 こう言葉を発すれば、 向こうからも きっと私に対してよい言葉や表情が返ってくるに違いない。 そんな風にして、みんなご機嫌な世界をつくっていきたいと私は思ったのです。 そう、世の中を変えるのは「私の関わり方」なのだと。